主催事業
まつもと市民芸術館が育成する新鋭ダンス作家の新作三本立て
Step into the world from Matsumoto
- 舞踊・ダンス
- 2026年5月22日(金)~5月24日(日)
- まつもと市民芸術館 小ホール
松本から世界へ。
まつもと市民芸術館 舞踊部門芸術監督・倉田翠のもと、グローバルに活躍するダンス作家の育成と新作創作に取り組むプロジェクト、Step into the world from Matsumoto(StepM)。
本プロジェクトに参加する3名のダンス作家が、松本での創作を経て立ち上げた新作を上演します。
「育成」とは何か。
私自身が、舞台芸術の専門的な育成というものを受けた体験が大学教育にしかないので、その時のことを思い出すことになるのですが、あれは一体何だったのか。語り出すと様々なことがあるのですが、一番私にとって大きかったのは、現役のアーティストが、自分自身も一人のアーティストとして悩み考えしながら、本気で「アーティストを育てる」ことに向き合っていた格闘の時間を共にした、ということだったように思います。
訳がわからないことだらけでした。
何を言われているかなんて全然わからなかった。
ただ、考える時間がありました。自分にとって、ダンスとは何か、作品を作るとは何か、私は何者か、あなたは誰か。答えなど与えられなかったけど、それを切実に考え続ける変な大人たちがすぐ近くに居ました。彼らは、先生であり、同志でした。
私は、私のようになってほしいなどとは思っていません。一緒に考えたい。は?って思いたい。
ライバルでも友達でも先生でもない、近くにいるちょっと先輩の変な大人として、共に格闘したい。
作品というのは、別に作らなくて良いんですよ。それでも作る道を選んだ同志として。
正直に言うと、海外に売り出す作品なんかにならなくても良いんです。(いや、しかしそれはミッションだから頑張るけど!)納得いく、「おもしろい作品」を作ってほしい。だから劇場は、とことん並走する覚悟で「アーティストが考えるアーティスト育成プログラム」を実現し、あなた方に投資します。
このプロジェクトからどんなものが生み出されてくるのか、どんな展開が待っているのか、是非ご期待ください。
倉田翠(まつもと市民芸術館 芸術監督[舞踊部門])
『雪嶺』
雪山で無音が鳴る。音は時として癒しとなり、暴力となる。身体の中に無音をつくり、そこに安らぐこと。それが、ひとつの踊りをつくっていくとしたら。

女屋理音 Onaya Rion
1998年、群馬県出身。3歳より瀬山紀子にクラシックバレエを師事。同スタジオにて、瀬山亜津咲、Fabien Priovilleらの作品創作に参加する。お茶の水女子大学入学後はピナ・バウシュを中心に作家研究を行いつつ、ダンサーとして様々な振付家の作品に出演。在学中より自身の作品を作り始め、2021年横浜ダンスコレクションにて最優秀新⼈振付家賞を受賞する。2023年に自身のカンパニーを立ち上げた後、シアタートラム・ネクストジェネレーション vol.15-フィジカル-に選出され、初の主催公演を実施する。近年は楽器の生演奏などの音楽的な要素を積極的に取り入れ、音と身体の関係性を探りながら創作を行っている。
『不快な居場所脱出装置の発明』
快適さを求め未来に進む私たち。そこで簡略化される、不快な存在との向き合い方。これは、不快からの脱出方法の新たな選択肢、それに並走する装置。

櫻井拓斗 Sakurai Takuto
2002年、群馬県出身。振付家、ダンサー、サウンドアーティスト。ccc振付コンペティション2011準グランプリ、『夢見の余韻』作・出演でセッションハウスアワード2023未来賞受賞。ダンサーとして、伊藤直子、近藤良平らの作品、TOKYO2020開会式等に参加。サウンドアーティストとして、山下残、山瀬茉莉などの作品に参加。2020年に芸術文化観光専門職大学1期生として入学し、兵庫県豊岡市を拠点に上演やワークショップ、ムーブメントリサーチなどを行っている。近年は、物と身体の合成によるハイパーニュートラルな身体から動きを生み出す、“アンビエントダンス”という創作方法を探求している。
『春』
動悸(とき) めく。たまたま人間。

宮悠介 Miya Yusuke
1998年、新潟県出身。ダンサー、振付家、アート企画者。筑波大学、大学院にて舞踊学を専攻。AJDF-kobeにて5度の文部科学大臣賞、ヨコハマダンスコレクション2022コンペII 最優秀新人賞、SAI DANCE FESTIVAL 2023 ソロ部門First Prize、第13回エルスール財団新人賞、KYOTO CHOREOGRAPHY AWARD 2024 KCA京都賞&オーディエンス賞。過疎化する温泉地で町おこしを行う弟と「岩室AIR」運営中。特技はピラティス(マット・マシン)、柔道(黒帯)。作者が自身の経験や感情を基にした物語を書く「私小説」の様に、「自身の実体験を基に自作自演」でダンス作品の創作・上演を行う、個を究めて普遍を見出したい⦅私ダンス作家⦆。
| 日程 | 2026年5月22日(金)~5月24日(日) |
|---|---|
| 会場 | 小ホール |
| 開演 | 22日(金)19:00 23日(土)14:00 ★託児サービスあり 24日(日)14:00 ※開場は開演の30分前 |
| チケット料金 | 【整理番号付自由席・税込】 一般:3,500円 U25:1,500円(枚数限定、前売のみ) ※未就学児入場不可 ※U25(25歳以下)チケットは、当日年齢確認証をご提示ください。 ※車椅子または補助犬を伴ってご入場の方は、チケットご購入時にまつもと市民芸術館チケットセンターまでお知らせください。 |
| チケット発売日 | 2026年04月04日 |
| お問い合わせ | まつもと市民芸術館チケットセンター(10:00~18:00) 後援:松本市、松本市教育委員会 企画制作:まつもと市民芸術館 助成:文化芸術活動基盤強化基金 (クリエイター等育成・文化施設高付加価値化支援事業) |
